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アートってよくわからない・・・。動物園で例えるアートの楽しみ方!

ART

2020.07.23

皆さんはアートと聞くとどのような印象を持ちますか?

「難しそう」
「よくわからない」
「自分には関係ない」
「そもそも楽しみ方がわからない」

このように感じる方も多いのではないでしょうか。

「学生時代は美術の時間が苦手だった」
「絵を描いたりするのがそんなに好きじゃない」

など、これまでの経験から無意識的にアートを遠ざけているケースもあります。

私も絵を描くのが苦手で「アートって自分には遠い存在なんだろうなぁ・・・」と、自ら壁を作って関わろうとしませんでした。

実はこの段階でアートの楽しみ方のイメージにズレがあります。

今回はアートにあまり興味がなかった方や興味はあるけど一歩踏め出せなかった方に、少しでも楽しみ方をお伝えできればと思います。


目次


見ることは楽しいこと

アートは作る側と見る側が存在しますが、見る側には美術が得意だったり絵を描くことが好きである必要はありません。

なんで?と思われた方もいるでしょう。

そもそもそれらを必要とするのは作る側であり、見る側は見て楽しむだけでいいのです。

見て楽しむってどういうこと?て思いますよね。

実は皆さんは日頃の生活で見て楽しむ行動を自然と行っているのです。

「スマホに保存されているたくさんの写真」
「商品のポップ」
「動物園」

他にもたくさんあると思いますが、この3つだけでもクスッと笑ったり、かわいい、かっこいい、すごいと思ったりすることがありますよね!

「動物園」で例えるなら、「動物園」と「美術館」は動物がいるか作品が飾られているかの違いで見る側の行動は同じなのです!


動物園でイメージしよう!

ゴッホの絵の良さがわからない。ピカソやデュシャンの作品を理解できない。など、たくさんの人がすごいと言っている作品がわからないため楽しめるイメージがわかない方もいると思います。

そのような場合でも無理して理解する必要はありません。

動物園ではトラが好きな人がいればゾウが好きな人もいます。
他にもヘビやフクロウ、サルなどその人にとって好きな動物は様々です。
「人気だから好き!」ではなく、見ていて楽しい理由が自分なりにあるはずです!

アートも同じで有名であるからと言ってその作品、作者を無理して好きになる必要はありません。

自分にとって「わぁ、かわいい!」「すごい!」「感動した!」と思う作品を見て楽しむだけでいいのです!

フィンセント・ファン・ゴッホ「ジャポネズリー:おいらん」

また、今まで興味のなかった動物でも、ちょっとしたしぐさや生き方を知って好きになることもありますよね?

今まで良さがわからなかった作品も、友人の話やテレビなど、ふとしたきっかけで作者の生き方などを知り、好きになることもあります。

楽しんでいれば自然と情報は集まってくるので、無理して調べず見て楽しむ事から始めましょう!

マルセル・デュシャン「泉」

 


最後に

ここが一番のポイントです。

アートを見るとは、他人の評価を理解することではなく、自分にとって面白いと思うかどうかが重要である。

評価が収入につながる場合は理解も重要になりますが、見て楽しむだけであればそもそも評価を気にする必要はありません!

美術が得意である必要もなく、絵を描くことが好きである必要もなく、評価を得る必要もない。

難しいことは何も残っていません!
ただただ見て楽しめばいいのです!

美術館へ行ったとしましょう。
どう見て回るかで楽しさが変わってきます。

有名な作品を「すごいなぁ」「そうだねー」と言いながら見て回るのと、いろいろな作品を見ながら「これ、なんか好きかも!」「私はこっちのほうが好きかな!」と会話しながら回るのでは、後者の方が楽しそうな気がしませんか?

焦らずゆっくりと自分にとって「なんとなく面白い」から始めて楽しんでいきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

今度の休日どこへ行こうか

 

 

 

 

 

 

 

そうだ、・・・

 

 

 

 

 


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