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【アーティズム】アートは時代を映す鏡である

ART

2020.07.20

アートは時代の変化によって解釈を変えてきました。

アートの意味に絶対的なものはなく、人々の捉え方しだいで変わる相対的なものであると言えます。

近年では産業の大きな発展により、ものすごい速さで今までの常識が非常識へと変わっています。

社会の在り方が大きく変わろうとしている今、アートとしての在り方も変化していくのではないでしょうか?


目次


そもそもアートとは?

古代の人々が神々を信仰するために描いたものから始まり、宗教の布教のため、リアリティの追求と、時代のトレンドはあれど技法が重要とされてきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」

その後、絵の具やカメラなどの技術発展を得て、絵を描ける人が増えたことや環境が大きく変わったことで、個性に注目が集まりより自由な発想を重視した絵画が広まっていきます。

クロード・モネ「日の出」

現代アートでは見た人に考えさせることでアーティストとの対話と捉え、その流れのすべてがアートと考える解釈が広まりました。

マルセル・デュシャン「泉」

ざっくりとした説明ですが、この流れを見ただけでもその時代の人々の捉え方により、アートとしての解釈は変化しているのがわかると思います。

極端な話ですが、アーティスト本人が「これこそアートだ」と思っていた場合、世界で誰一人認めていなくても、その人にとってはその作品はアートであると言えます。

結局のところ多くの人に共感や理解を得た解釈が、その時代のアートとして認知されるのです。


アートはその時代を映す鏡

技術や産業の発達、生活スタイルの変化によってアートは思想を変え、作り出されてきました。

近年ではネットワークの普及やAIの進化に伴い、私たちの生活スタイルは新たなステップに突入しています。

AIでも絵を描けるようになったこの時代で、アートとしての在り方も次のステップに進むのではないでしょうか。

「技法を用いたアート」から「アイディアやコンセプトがアート」となり、今後は「思想やストーリーがアート」に変化していくと私たちは考えております。


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